3歳半になる息子ですが、未だに指しゃぶりがとれず、保健所の検診の度に「上の歯が出気味なので指しゃぶりをやめさせるように!」といわれるのですが、なかなかやめれないみたいです。
実際に上の歯と下の歯が噛み合わない(重なり合わない)です。この場合、早めに医院に行ったほうがいいでしょうか?よろしくおねがいします。



はしもと矯正歯科の橋本です。
指しゃぶりと不正咬合の関連は以前から周知されており、保健所や学校検診などではチェック事項の一つとされており、私たち矯正歯科医も相談にみえた患者様とお話しておりますと「子供の頃、指しゃぶりをしておりまして・・・」というお話を良く伺います。
指しゃぶりと不正咬合(多くは出っ歯)は関連が分かりやすく、指しゃぶりそのものに否定的なイメージがあるため、指導する立場としては「なるべく早くやめさせて下さい!」となるわけです。
ここで少し考えて頂きたいのは、「何故、子供は指しゃぶりをするのか?」ということなのです。
教科書的には指しゃぶりは吸啜反射(何でも吸ってやろうという本能みたいなもの)の一つやその代償として、たまたま指を吸いだし、習慣化したものが多いとされています。それを継続する原因は寂しい、かまってほしい、といった感情が多いといわれております。
従って指しゃぶりが止められないのは情緒の問題で有ることが多いのです。
この事を無視して強制的に指しゃぶりを中断させると(指サックを取れないようにしてしまう、等)子供に情緒障害が発生した事例も報告させております。
ですから、時間をかけて少しずつ止めさせるのが望ましいでしょう。
具体的には夜眠るときには手を繋いであげる、手持ちぶさたで指しゃぶりをしている時にはさりげなく手を持ち上げるなどあくまで徐々に止めさせる方がベターです。
では歯並びとの関連としては何時ぐらいまでに中止させるべきか、ということになって参りますが、これは概ね6歳ぐらいまでに中止すれば、それまでの指しゃぶり由来の不正咬合は消失するといわれており、育児書などでも「就学年齢になると周り(友人)の目が気になる年頃となり、自然に中止することも多い」と書かれております。
お子様は現在3歳とのことですので、あせらず、慌てずゆっくりと止めさせてあげるのがよろしいかと思います
ですので、病院などへ行っての解決は具体的な解決策に限りもありますのでまずご家庭での指導、気配りから始められることをお勧め致します。
その上でどうしても止まらないなら上記のことを十分理解して、継続して通院出来る専門医への受診を検討してみて下さい。


矯正歯科に関するお問い合わせは 
はしもと矯正歯科 - 矯正歯科認定医
〒553-0001 大阪府大阪市福島区海老江2−2−5 SYDビル6階 野田阪神駅徒歩1分 
TEL:06-6453-8599 FAX:06-6453-6649 E-Mail:info@hanarabi.tv
→医院紹介はこちら



歯並びでお悩みの方に、無料で相談を受付けております。1人で悩まずに、まずはご相談ください。
きっと、もやもやとしていた悩みが解消されますよ。必要事項をご記入の上、確認ボタンを押してください。
投稿いただいた相談内容を、当関連サイトに掲載させて頂く場合がございますので予めご了承ください。また、通信守秘義務上、個人情報の公開は一切おこないません。


カウンセリングフォーム
※印は、必須項目です。記入漏れがございますと、お答え出来ない場合がございますので、予めご了承ください。
 ※お名前
必ず入力してください。

  フリガナ

 ※性別

男性  女性 必ず選択してください。

 ※年齢

必ず入力してください。

 ※都道府県

必ず選択してください。

 住所

必ず入力してください。

  電話番号

 ※e-mail

 ※相談内容
メルマガの購読 はい いいえ

 

[ホームへ戻る]
お問い合わせは はしもと矯正歯科
〒553-0001 大阪府大阪市福島区海老江2−2−5 SYDビル6階
野田阪神駅徒歩1分 TEL:06-6453-8599 E-Mail:info@hanarabi.tv


Copyright (C) 2002-2006 歯並びTV. All Rights Reserved.