[2007年7月30日] 小学2年生の息子は、右1番目の永久歯が、はえてくるのを邪魔するように2本の過剰歯があることがわかり、手術でその過剰歯を取ることを薦められました。(神戸市8歳の男の子)

 はじめまして。小学2年生の息子のことでご相談したいのですが、現在、かかりつけの歯科医はいるのですが、先生のご意見も聞きたくメールしました。
 上前歯(1番目)の2本が乳歯なのですが、左上前歯(2本目)の乳歯が抜け永久歯が生えてきて、、どうも大きさからして1本目の永久歯であることがわかりました。
 その際レントゲンで確認したところ、右1番目の永久歯が、はえてくるのを邪魔するように2本の過剰歯があることがわかり、手術でその過剰歯を取ることを薦められました。
 過剰歯が逆性かもしれないので放っておくと1番目の永久歯が生えてこないかもしれないともいわれました。
 ちなみに1番目の乳歯2本は早めに抜いた方がいいでしょうといわれたのですが、その乳歯を抜いてから、しばらく様子を見ているようではいけないのでしょうか?
 まだ、子供が小さいため、麻酔をかけての手術となるとためらってしまいます。
 手術のタイミングや、手術を受ける病院はどのようなところの方が良いのかアドバイスお願いします。


 広瀬矯正歯科院長の広瀬豊です。
 乳歯、永久歯および過剰歯の位置関係が、文面だけからでは正確にわかりませんので、あくまでも推測での意見として参考にして下さい。
 まず、乳歯を抜いて永久歯が生えてくるのを待ちます。
 もし前歯が生えてきたら、永久歯の歯根と過剰歯の位置関係を確認した上で、必要なら過剰歯の抜歯をします。
 生えて来ない場合は、過剰歯が原因と考えられますから、その時点で過剰歯を抜歯します。
 乳歯の抜歯後、様子を見る期間は3ヶ月から6ヶ月でしょう。
 当院では、過剰歯の抜歯はほとんどの場合、提携先の総合病院の口腔外科に依頼しています。
 過剰歯の抜歯は通常の抜歯と同じく、局所麻酔で行いますから、全身麻酔に比べると体に対するリスクは低いと考えて下さい。

広瀬矯正歯科 院長 広瀬豊 先生(認定医・歯学博士)
神戸市・兵庫区・新開地 子供の早期治療・大人の外科矯正 クリーニング(PMTC)


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