はしもと矯正歯科の橋本です。
矯正歯科の世界では一般的に矯正以外の歯科処置の必要がある場合、紹介元の歯科医院にお願いすることが多いです。
これは紹介元の歯科医院と矯正歯科医院との信頼関係が成立していることを表しています。
紹介を受けた矯正歯科医院は、その矯正処置が紹介元の歯科医院の診療領域を超える専門性があると判断したからこそ依頼、紹介を受けるわけです。
当然、紹介元の歯科医院は自らの領域がキチンと判断できるからこそ矯正歯科医院に矯正の依頼をするわけです。
これが歯牙腫の摘出という外科領域の処置であっても、紹介元の歯科医院が自らの領域の判断を行うことになります。
ですから紹介元の歯科医院で行うか、大学病院などの専門機関で行うかの判断は、紹介元の歯科医院でして頂くことをお勧めいたします。
矯正医の立場で言うと、紹介元の歯科医院で処置が出来ると、術中の状態やその後の矯正処置のことなどで情報交換がしやすく、患者さんの利益に繋がることが多いので、できれば紹介元の歯科医院でお願いしたいという気持ちがあります。
歯牙腫の摘出処置は外科処置の中でもそれほど難易度が高いものではありませんし、毎週のように処置を行うほど頻度の高いものでもありません。
実際のレントゲン像を見るとそれなりに大きいので患者様としては不安もあろうかと思いますので、専門機関での処置がご希望ならその旨は紹介元の歯科医院でご相談なさってはいかがでしょうか。
なんだか手間を踏むようにも感じますが歯牙腫の処置後も矯正処置の続きを行う場合もあることですし、矯正歯科医院の意見を尊重した上で紹介元の歯科医院との相談後、専門機関での処置となれば八方丸く収まると言ったところではないでしょうか。
|