上前歯2本がねじれて生えており、下からのぞくとハの字になっています。抜歯せず上6本+下6本の両端を薄く削ってスペースを作り、並びを良くできると言われましたが、正しい診察なのでしょうか。
 歯の矯正を考えています。状態は、上前歯2本がねじれて生えており、下からのぞくとハの字になっています。上はあと1本少し八重歯に生えています。
 下前歯4本もガタガタです。先日とある矯正歯科へ行った際、奥歯はかみ合わせも良い(らしい)ので、抜歯せず上6本+下6本の両端を薄く削ってスペースを作り、このスペースを使って並びを良くできると言われました。
 抜歯も気が引けるのですが、こんなにも多くの健康な歯を削るのも気が引けます。これも正しい診察なのでしょうか。
 はしもと矯正歯科院長の橋本公志です。
 ねじれてハの字になっているのであれ、前後に凸凹になっているのであれ、状況と致しましては「顎の骨の長さと歯の幅が調和せず、並びたくても並べない」状態のようですね。
 こういったケースは多くの場合、何本か歯を抜いてスペースを作って並べる、と言うのが一般的な矯正治療です。
 しかしながら、誰でも出来れば歯は抜きたくありませんし、また当然のことですが、歯は「抜くか抜かないか」の二つに一つですので、凸凹の程度によっては「抜くまでには至らないが、そのまま並べるのは困難」といった場合も存在します。
 こういったケースでは隣り合う歯の表面を薄く削ってスペースを作ってやると言った治療が考えられます。これは矯正治療の方法論としてはそれなりに歴史のある、確立された手法であり、さほど珍しい物ではありません。
 当HPの
 http://www.hanarabi.tv/qa/04085.html
 や
 http://www.hanarabi.tv/qa/h_0069.html
 なども参考にして下さい。
 この手法は歯を削るのに「あくまで歯の健康を損なわない程度」であることが重要です。
 目安としては一つの面で0.2〜0.5mmあたりですので、1本や2本の歯に用いても目立った効果は得られません。そこで通常4本から8本程度までの本数で行われることが多いです。
 従って本数を少なくしようとすれば、必然的に一面あたりの削る量が増えてしまいますので、却って歯にとっての負担が増えることになりかねません。ですので、削るという診断が正しければ問題ありませんので、ご安心下さい。
 歯を抜くにせよ削るにせよ一度行うと元には戻れない処置です。担当医とよく相談してご自分にとって最良と思われる判断をなさって下さい。

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