大阪

神戸

京都

名古屋

和歌山

奈良

滋賀

2014-09-10吹田市26歳女性

インプラントをしたままでも歯列矯正は可能でしょうか。

 

 

 上顎前歯二本がインプラントです。インプラントをして6年ちょっとになります。
 インプラントをしたままでも歯列矯正は可能でしょうか。
 子供を2人出産してから、虫歯は目立ってありませんが、現在は親知らず抜歯とクリーニングで通院中です。
 噛み合わせはもちろん悪いですし、最近は子育て疲れや、二回目の出産からか、昔は気にならなかった噛み合わせが、現在は歯並びの悪さで口全体が不快になり、敏感になってきました。重なってる部分などは、何というか、歯がかなり疲れているというような不快感です。
 歯並びを治したくて仕方ないのですが、インプラントがあるので、どうしようかと思ってます。
 でも、歯並びの悪さで歯に違和感がずっと続くのは耐えれません。
 マウスピース矯正の専門医(2院でカウンセリング済)からはインプラントでもインプラントの上部構造を動かさない設計で(上部構造の破折の可能性はあるが)可能と診断されていて、現在通院中のクリニックの院長からもマウスピースを勧められています。
 私にはどの矯正方法が一番なのか、考えると途方に暮れ、どうしたらいいか分からなくなってます。
 毎日毎日悩んでます。先生の診断をお願いします。
A.はしもと矯正歯科
 はしもと矯正歯科/歯並び.TVの橋本公志です。
 写真の添付有り難うございました。
 上顎前歯2本がインプラントということですね。
 先ず結論から申し上げれば矯正治療は可能です。
 しかし、その治療方針にはかなりの制限が加わります。
 通常矯正治療を行う場合、担当医は「どの歯がどの位置に動けば最適か?」という事から始まって最終的(治療後)の歯の位置関係を割り出し、できるだけその位置に近づける治療方針、治療方法を考えます。
 ところが抜歯対象でも無い歯がインプラント上の歯ですと、その歯の移動は出来ませんので「その歯(貴方の場合は前歯の2本)にあわせて他の歯を移動させる」ということになります。
 一般的に矯正装置の設計や移動メカニズムはそういった方法論に想定されてはいないので、些か変則的な目標設定や移動形式を用いる必要が出て参ります。
 これを簡単に表現すれば「普通の矯正ほどは綺麗に治らず、時間は掛かる可能性がある」ということになります。
 幸い頂いた写真で判断する限りインプラントの前歯は極端に外れた位置ではないので、ここに合わせて綺麗に並べる、といった治療になるでしょう。
 貴方が治したい具体的なポイントがインプラントの隣の前歯の段差や八重歯気味の犬歯の是正なら改善できる可能性は大いにあるでしょう。
 ただし、恐らく抜歯は必要になる可能性が高いので、マウスピースで対応させるのはあまり得策とは思えません。
 上記の部分の是正は出来ても、残った隙間をキチンと閉じて噛み合わせを確立する、といった移動はマウスピースは不向きだからです。
 また、何回も取り外したり付けたりする必要があるので、当然上部構造の破折リスクを伴います。
 ですので、この条件下で治療結果を重視するなら一般的な矯正装置を用いる方が確実でしょう。
 また、目立たせたくないなら、裏側の装置を選択するという方法もあります。
 いずれにせよ簡単ではありませんが、改善の余地は大いにありますので悩んでばかりいずに一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

はしもと矯正歯科
矯正歯科に関するお問い合わせは 

はしもと矯正歯科矯正歯科認定医

〒553-0001 大阪府大阪市福島区海老江2-2-5 SYDビル6階 野田阪神駅徒歩1分
TEL:06-6453-8599 FAX:06-6453-6649
→医院紹介はこちら

この記事に質問する

※印は、必須項目です。記入漏れがございますと、お答え出来ない場合がございますので、予めご了承ください。

お名前
性別
男性女性
年齢
都道府県
メールアドレス
相談内容
画像01
画像02
画像03
画像04
画像05

この記事をSNSでシェアする

矯正治療について