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2005-11-28

出っ歯で矯正しようと思っていますが、矯正方法について悩んでいます。

 

 

 出っ歯で矯正しようと思っていますが、矯正方法について悩んでいます。
 ①セラミックス装置でしようと思っていますが、ワイヤーがやはり気になります。インターネットで白いワイヤーでも出来るというのを見たのですが、シルバーのワイヤーと外見的違い以外に異なる点はありますか。
 ②なるべく早く終わらせたいので、コルチコトミー法という外科治療に興味があるのですが、歯茎を痛めたり、手術後が残ったりというデメリットはあるのでしょうか。
 ③上の前歯が大きいので、歯を引っ込めたときに下の歯が全部隠れてしまわないか不安ですが、そういったことも調整しながら矯正していくものなのでしょうか。
 ④親不知が外側に向かって生えてきていますが、出っ歯の矯正と同時にそちらも矯正できるのでしょうか。
 沢山質問をし、大変お手数ですが、矯正で後悔したくないので、どうぞよろしくお願いいたします。
A.はしもと矯正歯科
 はしもと矯正歯科院長の橋本公志です。
 若い女性の方が矯正治療を考えるとき、やはり装置の外見が最も気になるところのようです。
 近年はセラミックや複合材料の発達により「白く目立たない装置」が主流となって参りました。
 登場当時は従来の金属ブラッケットに比べ、治療期間が長引くことが欠点とされておりましたが、最近では製品改良が進み、殆ど期間は変わらなくなりました。
 しかし、装置の上を走るワイヤーは現在でもシルバーの物が主流です。
 さて、貴方はこのワイヤーの色が気になる所のようですね。
 結論から申し上げると治療期間の全てに白いワイヤーを用いるのはあまりお勧めできません。
 理由は治療期間の長期化がおきやすいためです。
 白いワイヤーはシルバーのワイヤーにフッ素樹脂などをコーティングしたものと、材質そのものがグラスファイバーなどの元々透明な材料で出来たものがありますが、いずれもブラケット(歯に付ける側の装置)との間の摩擦が大きく、その分期間が長引く傾向があります。
 元々の用途が結婚式など一時的に目立たなくするための物ですので、「治療を進行させる」というより「現状を維持させる」といった色彩の方が濃いです。
 もし、目立たない治療がご希望でしたら、歯の裏側の装置を用いるという選択もあります。
 それからコルチコトミーについてですが、これも基本的にはあまりお勧めしておりません。
 歯科の処置としては大きな規模の手術を行う割には短縮出来る期間はそれほど大きくはなく、それこそ歯茎に対するダメージ等のデメリットを考慮すると、インプラントの併用の方が期間の短縮や手術規模の小ささからメリットが大きいと思います。
 このあたりは矯正医によって見解が異なりますので、実際の担当医とよく相談するのが良いでしょう。
 また、最終的な噛み合わせの仕上がりについてですが、専門医の治療であれば、下の前歯が見えない状態で治療を終了することはありませんのでご安心下さい。
 あと親知らずについてですが、親知らずを矯正によって向きを変えるのも不可能ではありませんが、抜歯の対象となることが多いです。 
 理由を簡単に説明すると、時間を掛けて矯正するより抜歯した方が噛み合わせや虫歯予防の点でメリットが大きいからなのですが、この判断は状況によって異なりますので、これも実際の担当医とよく相談して決めると良いと思います。
 矯正治療はほぼ全ての方が始めてのことであり、かつ、人生で一度しか行わない物です。くれぐれも後悔の無いように信頼できる専門医を見つけてすばらしい笑顔を手に入れて下さい!

はしもと矯正歯科
矯正歯科に関するお問い合わせは 

はしもと矯正歯科矯正歯科認定医

〒553-0001 大阪府大阪市福島区海老江2-2-5 SYDビル6階 野田阪神駅徒歩1分
TEL:06-6453-8599 FAX:06-6453-6649
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