はしもと矯正歯科の橋本です。
二人のお子さんがご両人とも歯並びに問題があるとお母様としてはご心配のことと思います。
お兄さんが8才で弟さんが7才とのことですが、現在の歯並びの状態をこの文面だけで正確に判断するのは困難ですので、一般論的なお話をさせてください。
7〜8才というのは最初に矯正医に受診するにはちょうどよい年齢かと思います。
これ以上小さい子だと永久歯の生え替わりの程度以前に矯正治療の趣旨を本人が理解することが困難だからです。
開始適齢期については専門医の間でもいろいろな説があり、4〜5才での開始を理想とする先生から中学生まで装置を付けない先生までさまざまで、これは「どの方法が正しくてどの方法が誤り」といった問題ではありません。それぞれの方法に一長一短があり、どの方法を採択するかということです。問題は何時から始めるか、ということではなく、何時最初に相談するかです。
治療開始は医学的根拠に基づいて決めるべきものでしょうが、実際には社会的な要因(受験と重ならない配慮や経済的な理由)によってもタイミングをとることも多いのです。
お子さまの健康面での心配と経済面での心配があるようですが、現在では「相談は無料」といったクリニックもありますし、また家族割引の設定があるところもあります。
そして1才違いですが無理に同時に開始しなくとも少し時間差をおいて治療費を分割すればあまり無理せずに治療できることもありますので、そういった制度の整った、信頼できる矯正医を探して早めにご相談されることをお勧め致します。
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