小学4年生の息子のことです。あごを内側から広げる装置を先週からつけています。この治療はどのくらいの時間がかかるのでしょうか。
息子は、小学2年生の6月から矯正を始めました。
上の前歯が永久歯に生えかわると、中央の2本が離れていたので矯正を勧められました。現在は前歯4本がブラケットとワイヤーでの矯正によりきれいに並んでいますが、犬歯が生えるスペースがないということで、あごを内側から広げる装置を先週からつけています。この治療はどのくらいの時間がかかるのでしょうか。
装置が舌にあたり、しゃべりかたもぎこちなく舌が白く荒れたようになっていますが、治りますか。全体に痛みもあるようで、食事も普段どおりというわけにはいきません。外側のワイヤーの治療をしたときのように慣れてくるのでしょうか。


はしもと矯正歯科の橋本です。
現在装着されている装置のことでお悩みのご様子ですね。
まず、上顎の装置ですが、文面から想像するとこれは拡大装置と呼ばれるもので小学校の中学年で使用する場合、「歯を動かす」よりも「顎の骨自体を広げる」ことを期待して用います。
もっと詳しく言いますと、装置の助けによって本来上顎がこれからしてゆく成長(横方向)を増加させようとするものです。
したがって期間的には少なくとも半年、長い場合には数年間入っていることも珍しくありません。
上顎の拡大装置は色々な装置がある中でも大きさが大きく、形状も複雑な場合が多く、装着して初期のころはお子さまのようにしゃべりにくかったり、舌に潰瘍様なものが発生することもあり、これは決して珍しいことではありません
そしてこれはあくまで装置に慣れるまでの初期症状で、通常一週間から一月くらいで無くなるのが普通です。
親御様にとってはずいぶん心配でしょうし、お子さまの苦しんでいる姿を見るのはつらいでしょうが段々と慣れて、装置が体の一部のようになって参りますので、あまり長期間(何ヶ月もこの状態が続く)でなければ心配はありません。
外側のワイヤーの時も程度の差はあれ、最初は辛かったとは思いますが、今では大丈夫ですよね?恐らくそれと同じように慣れてゆくと思います。

大まかに言って、矯正装置は複雑で大きなものは治療効果が高い(大きな良い方向への変化が期待できる)のですが、装着される患者さまにとっては辛いことが多いです。
しかし、そういう変化が期待できるのは成長期の今だけです。
成人してからどんなに長期間複雑な装置を使っても、成長期ほどの治療効果はだせません。また年齢が若い時の方が装置に対する適応力(慣れる)が大きいですので辛い期間は短いです。
今は大変かもしれませんが数年後にはきっと「あの時頑張って良かった!」と思う日が来ると思います。魅力的な笑顔をめざして頑張って下さい!


矯正歯科に関するお問い合わせは 
はしもと矯正歯科 - 矯正歯科認定医
〒553-0001 大阪府大阪市福島区海老江2−2−5 SYDビル6階 野田阪神駅徒歩1分 
TEL:06-6453-8599 FAX:06-6453-6649 E-Mail:info@hanarabi.tv
→医院紹介はこちら



歯並びでお悩みの方に、無料で相談を受付けております。1人で悩まずに、まずはご相談ください。
きっと、もやもやとしていた悩みが解消されますよ。必要事項をご記入の上、確認ボタンを押してください。
投稿いただいた相談内容を、当関連サイトに掲載させて頂く場合がございますので予めご了承ください。また、通信守秘義務上、個人情報の公開は一切おこないません。


カウンセリングフォーム
※印は、必須項目です。記入漏れがございますと、お答え出来ない場合がございますので、予めご了承ください。
 ※お名前
必ず入力してください。

  フリガナ

 ※性別

男性  女性 必ず選択してください。

 ※年齢

必ず入力してください。

 ※都道府県

必ず選択してください。

 住所

必ず入力してください。

  電話番号

 ※e-mail

 ※相談内容
メルマガの購読 はい いいえ

 

[ホームへ戻る]
お問い合わせは はしもと矯正歯科
〒553-0001 大阪府大阪市福島区海老江2−2−5 SYDビル6階
野田阪神駅徒歩1分 TEL:06-6453-8599 E-Mail:info@hanarabi.tv


Copyright (C) 2002-2006 歯並びTV. All Rights Reserved.