はしもと矯正歯科の橋本です。
歯並びが悪いなら、矯正をするべきなのか?
自分で自分自身の判断をする成人ならば、「する、しないは自己判断」という事になるのですが、お子さまの場合、親としてどう判断すべきなのか迷うことはあると思います。
歯科医学的に不正咬合(悪い歯並び)の弊害を挙げるならば、それこそいくらでも言えると思います。曰く、虫歯になりやすい、発音がキチンとできない、外見からコンプレックスが生まれる等々、歯並びは良いに越したことは無いことは誰にでも理解できるでしょう。
しかし、もっと突き詰めて「しないと、どうなるのか?」とうことを前向きに考えて結論を出せば、よほど極端な場合を除いて「実生活には殆ど問題ない」と言うことになるでしょう。
それでは不正咬合は病気なのか?
という角度で考えてみますと、厚生労働省は矯正歯科を標榜科目の一つとして認めており、財源の問題からか健康保険は(特別な場合を除き)適用されませんが、殆どの場合医療費控除は請求出来ます(成人の場合でも)。
ですから病気であると言えると思われます。しかし世間一般にイメージされる生命に関わるような、例えば癌のような病気とは扱いが異なります。
現在の医療現場の常識からすればインフォームドコンセントが不可欠であり、たとえ命に関わるような病気であっても患者さんの同意がなければ処置できません。
ですからそういった大げさな病気が「生命の医学」であるのに対して、矯正は「健康の医学」、すなわち現在健康である方がより健康的でありたい願いを叶える医学であると言えましょう。
世の中沢山の「病気」があり、中には直らない場合も少なくありません。
でも矯正治療は受けて直してしまえば悪かった歯並びは「無かった事」になってしまう処置です。
少なくとも処置を行うサイドの我々は「価値があるもの」と信じております。
さて、今回のご質問の文面からはお嬢様の歯並びの詳しい状況は把握し切れませんが、簡単に言いますと矯正は時間も手間もお金も係る処置です。それが貴方やお子さんにとって「価値がある」と判断できるなら、是非治療は受けさせてあげた方が良いでしょうし、何か疑問が残るなら、担当医とよく話し合うべきでしょう。
いずれにせよ先ず信頼できる矯正医を見つけることが先決かと思いますので、お近く(長期に渡って通院可能)の専門医と良く相談してみて下さい。
期間や費用などはこのサイトの
http://www.hanarabi.tv/#03
や
http://www.hanarabi.tv/#10
の所を参考にして下さい。
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