治療を始めて3年。歯並びを維持するためのリテーナーなのに何故、毎回歯型を採るのでしょうか?
30代女性です。矯正後の後戻りで悩んでいます。
矯正を平成14年1月から始めて、平成15年3月まで1年2ヶ月間装置を付けていました。経過は大変順調で、ガタガタだった歯が見事に並びました。
装置を外した直後は自分自身はもちろん、家族も驚き「さすが、矯正!!」と感心したものでした。
装置を外す際に、歯科医から説明があったのは、「装置は外すけれども、治した歯並びを維持するために保定装置(リテーナー)を付けて下さい。」ということでした。
また、リテーナーを付ける時は「壊れることもあります。亀裂が入ったり、真っ二つに割れてしまっても大丈夫ですからそのまま付けて下さい。ただ、三分割になったら作り直しますので来院して下さい。」という説明がありました。
リテーナーは、歯科医の指示通りに食事と歯磨き以外の時間は全て装着していました。
せっかくきれいになった歯並びですから、このままの状態を維持したかったからです。
リテーナーはなるほど、よく壊れました。「真っ二つに割れても大丈夫」といわれましたが、強度に問題があると思い、割れた場合も亀裂が入った時も作り直してもらいました。
そこでまず疑問に思った事がありました。リテーナーを作り直す時は毎回歯型をとり、その歯型に合わせてリテーナーを作るのです。矯正装置を外した直後の歯並びを維持するためのリテーナーなのに何故歯型をとるんだろう?
数回作り直した後に歯科医にそのことを質問しました。回答は、「歯は日々動いているものです。今の歯に合わせてリテーナーを作らないとはまりませんから」。リテーナー装着の目的からするとこの考えは適切でないと思われます。
リテーナーを付け始めて3ヵ月後、歯が動いていることに気付きました。矯正を始める前に一番気になっていた箇所は、前歯とその隣の段差で、3mm程前歯が出ていました。矯正装置を外した直後、段差はありませんでしたが、その箇所に段差が出来ていました。気になりながらも、通院した際の先生の言葉は「いいですね」。先生がいいとおっしゃるならいいんだと自分を納得させていました。
でも、その後(平成15年10月)、段差が1mmになったので心配になり、再度装置を付けて治してほしいとお願いしました。歯科医からは、「矯正後の後戻りは仕方のないこと。この程度の戻りは許容範囲です。」と断わられました。その時に始めて矯正後の後戻りということを知りました。
その後、リテーナーは付けずに鼻呼吸や舌の使い方の指導のため、1ヶ月に1度の通院を1年近く続けています。気になる前歯の段差はもちろん治りません。
そして、再度矯正のお願いをしましたが、「もうきれいな歯並びだから治す必要はない。もう治療は終わりにしたらどうですか。どうしても治したいなら考えます。」と言われました。
治療を始めて3年。費用は120万円。装置を付けて痛い思いもしました。それを考えると、現在の自分の歯並びはあまりにもお粗末です。これからどんどん元に戻ってしまうかもしれないという不安もあります。
原点に戻ってみると、治療を始める前に治療内容と費用、期間の説明はありましたが、装置を外した後の経過の説明はありませんでした。契約書も交わしていません。あるのは多額の領収書だけです。
矯正歯科医として、矯正を希望する患者に治療内容、費用、期間の説明だけでなく後戻りの説明をする義務もあるのでは
ないでしょうか。その説明がしっかりされていたなら矯正そのものをしないという選択肢もありました。

今回質問の要点を再度。

  1. 数回作り直したリテーナーは装置を外した直後の歯型であるべきではなかったのか。そうだとすればリテーナー装着後の治療費とこれからの治療費は支払わなくても良いのではないか。
  2. 治療に入る前、後戻りの説明をしっかりすべきではなかったか。
  3. 後戻りした現状を治さずして矯正終了の宣言はいかがなものか。

以上、良きアドバイスを宜しくお願い致します。



はしもと矯正歯科の橋本です。
矯正治療に後戻りは付き物、ということは事実ですが、矯正歯科医にとっての常識が患者様にとっての非常識である一つの典型例だとおもいます。
乱暴に言ってしまえばどんなに優れた技術でもってすばらしい仕上がりの治療で、それから数年に及ぶリテーナーの装着を行っても戻るときは戻ってしまいますし、極端な話、途中で中断したような場合でも戻らないときは戻りません。
そもそもなぜ歯が元に戻りたがるのかあまり科学的な解明も成されておりません
さて後戻りで随分悩んでおられるご様子ですが、文面からではどの程度戻っているのか不明ですので、許容範囲か否かの判断は出来ませんので、一般的なお話として受け止めてください。
繰り返しになりますが、殆どの場合矯正治療に後戻りは付き物です。
したがって矯正という行為そのものに後戻りが含まれる、という解釈が必要でしょう。
上記のように科学的に解明されていない部分もありますので、これ以上は戻りませんということは言い切れませんが、経験的には完全に元に戻ってしまうことは殆どありません
ですから現在の状態は悲観するばかりでは無いと思います。
そして今回のご質問の要点ですが

  1. の作り直したリテーナーの歯形は貴方の仰るように装置をはずした直後の型で製作し直す方が望ましい場合もあります。
    ですので当院では少なくとも2年間は直後の型を保管しております。
    ただし、担当医の仰るように状況に応じて型を取り直す場合も多々あります。
    直後の型は詳しく言いますと、「矯正歯科医が矯正学的な理論、経験に基づいて特定の患者個人の理想的な状態を作り出した物」ですが、これはあくまで理論や経験に基づく理想でしかありません。
    実際の理想的な状態は微妙に異なる場合があり、直後の状態からこの実際の理想の状態に移行することを期待して型を取り直す場合があります。
    したがって貴方の担当医の行為が正しいか否かの判断は難しいと思います。
  2. 2、3に関しては治療に入る説明、契約上の問題ですので、一般論的にあまり好ましくない、と言う見解は出来てもこの文面だけで断定は出来ません。
    そして私個人の印象ですが今回の一件は後戻りが起こった防げなかったという事よりも担当医とのコミニケーションの問題であると思います。
    すくなくとも一度は貴方も満足する治療をされたわけですから、きっと技術はしっかりした先生なのでしょう。
    貴方と共に3年間頑張った訳ですから、もう一度じっくり話し合ってみられてはいかがでしょう。
    貴方の他にも後戻りで相談メールを頂いたことがありますので、
    http://www.hanarabi.tv/qa/04082.html
    も参考にして下さい。

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